01.Avalon
02.More Than This
03.Jealous Guy
04.Over You
05.Same Old Scene
06.Oh Yeah
07.Angel Eyes
08.Dance Away
09.Both Ends Burning
10.Love Is The Drug
11.Out Of The Blue
12.All I Want Is You
13.Mother Of Pearl
14.Street Life
15.Do The Strand
16.Pyjamarama
17.Virginia Plain
18.Re-Make/Re-Model
正直なところ、Roxy Musicのことはよく知りませんでした。Bryan Ferryさんの名前くらいは知ってましたが、「なんかカッコつけたオッサンだなぁ(しかも顔がデカい)」程度の認識で。だぶん僕が中高生の頃はバンドじゃなくてソロ活動していた時期だったと思います。地方の中高生にとって、格好つけたオッサンには興味がないので、当時は曲を聴こうと思いませんでした。
それから30年が過ぎ、BSか何かの番組で「Love Is The Drug」が流れるのを見た時、心臓を撃ち抜かれました。
これです(驚)。眼帯に軍服(これ夏服?)、両手を腰に当ててクネクネ歌ってるのを見て、「何これ…カッコいい…!」(笑)
今でいう中二病ですか?振り切れたビジュアルに危ういギター。いやこれ、カッコいいじゃないですか。正直歌は下手ですが、これはもう”味”です。ということで、一時は毎日この曲ばっかり聴いていました。
一曲気に入ればイメージも変わって、他の曲もよく聞こえてくるのが不思議。
他にも危うい魅力に溢れた楽曲がいくつもあります。
これはデビューアルバムの1曲目。1972年だそうですが、曲を聴いて、プラスチックスやトーキング・ヘッズを思い出しました。調べたら、メンバーのブライアン・イーノさんがトーキング・ヘッズのプロデュースしてるんですね。納得。
イントロの「ジャカジャーン…!」で期待を煽ってからの牧歌的な曲。たまりません。次の曲も凄いです(声が)。聴いててソワソワします。
しかも、これまでこんな曲やってた人が、しまいにはこんな曲やってます。昔のファン置き去り。
アルバムを通しで聴くと、かなり振れ幅ありますね。バンドの歴史を感じます。曲順が新しい曲から遡っていくので、僕としては段々好きな感じになっていくのが好みです。
ということで、このアルバム、お勧めです(嫌いじゃなければ)。
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