01. Mr. Gazime
02. In The Fire
03. The Birth Of Stars
04. Geronimo
05. Red Indian’s Rock
06. The Vanishing Signs
07. In Exchange For Your Mind
08. A Holy Land
09. Endless Waltz
10. Devil
11. Sex
12. Farstest Dream
13. In The Fire
14. Dead Song (Rock’n f Version)
これをベスト盤と言っていいのか微妙なところですが、日本のハードコアパンクの雄、ガスタンクの初期にリリースされたシングルを集めたものです。
僕がパンクを知った中学時代、ガスタンクはバリバリの現役でした。でも当時、彼らのレコードは「普通の」レコード屋さんには売っておらず、もちろん今のようにYouTubeで曲を聴くこともできませんでした。
なので、彼らの曲を聴いたのは大人になってからです。レコードジャケットや曲名は昔から知っていたので、曲は知らないのに「懐かしく」聴いたことを覚えています。
このアルバムの中で一番好きな曲が「Red Indian’s Rock」です。
いやーカッコいい。正直これ、パンクなんですかね。ジャーマンメタルを髣髴とさせる激しくメロディアスな楽曲。ヴォーカルのBAKIさんの声がいい。途中、キメのところで音程がずれるのがもったいですが、それを補って余りある歌声。魂を感じます。
ちなみに「Red Indian’s Rock」はシングルのB面で、そのA面が「Geronimo」です。
この曲はもう歌詞。「サソリ砂漠サボテンッ!」とか「戦え!ジェロニモモッモー!」とか、はじめて聴いたときは「ん!?」と思いましたが、何度が聴いてるとそんなことは気にもならない、圧倒的なオリジナリティ。
もちろん、アルバムの中にはいかにもハードコアパンク!という曲もあります。例えば「Sex」はまさにハードコア!
この曲を聴いて、LAUGHIN’ NOSEの「HELL HOME」を思い出しました。当時、宝島から出ていたカセットブック「THE PUNX」に収録されていましたね。その後ポップパンクになるLAUGHIN’ NOSEのハードコア時代です。
ガスタンクのほうが断然演奏が上手いですね。とある記事に「スラッシュ・メタルの先駆けともいえる圧倒的なテクニックでロック・ファンを魅了した。」とありましたが、納得です。
ということで、個人的には「Red Indian’s Rock」と「Geronimo」に尽きると思います。この頃の曲調が好きなので。この2曲だけも買う価値のあるアルバムだと思います。
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