No.17-ガラ声ネエちゃんが女心を歌う、これぞポップ・パンク-「TransvisionVamp baby i don’t care」(2002)

音楽

01. I Want Your Love
02. Baby I Don’t Care
03. Tell That Girl To Shut Up
04. Revolution Baby
05. Sister Moon
06. (I Just Wanna) Be With You
07. The Only One
08. Landslide Of Love
09. If Looks Could Kill
10. Kiss Their Sons
11. Every Little Thing
12. Bad Valentine
13. Velveteen
14. Born To Be Sold
15. Revolution Baby (Electra Glide Mix)
16. Tell That Girl To Shut Up (Knuckle Duster Mix)
17. Baby I Don’t Care (Abigail’s Party Mix)

TransvisionVampは僕が高校時代に出てきたバンドで前出のPrimitivesと完全に同時代。当時の音楽番組でPVを見てすぐにCD借りました。
代表曲はもちろん一曲目。ファーストアルバム「Pop Art」からの最初のヒット曲です。

Transvision Vamp – I Want Your Love
・Transvision Vamp – I Want Your Love

パンク風なネエちゃんがガラ声で女心をかわいく歌うという高校生の願望をグイグイ刺激する感じがよし。歪んでながらも軽いギターがUKバンドらしさ全開です。同系統の曲はこのへん。

Transvision Vamp – Tell that Girl To Shut Up
・Transvision Vamp – Tell that Girl To Shut Up
Transvision Vamp – The Only One
・Transvision Vamp – The Only One

ん?思ったよかパンクっぽくない…。そうなんです。ヴォーカルのWendy Jamesさん、多分、実は全然パンクな子じゃないんじゃないかと。「この子は清純派で」とか「この子はちょっと不良っぽい感じで」とか、いわゆるアイドルの「路線」と同じで「Wendyはパンクっぽく売ろう」という思惑があったんじゃないかと思います。
実際、他の曲はオーソドックスで、いわゆる「女の子らしい曲」が多いです。

Transvision Vamp – Sistermoon
・Transvision Vamp – Sistermoon
Transvision Vamp – Landslide of Love
・Transvision Vamp – Landslide of Love

普通にいい曲です。が!これじゃあ印象には残らないんだよねぇ。ということで、アルバム3枚出した後、ほんの数年でバンドは解散してしまいます。
まぁでも、どのバンドもそうですよね。最初のイメージに縛られると長続きしないし、イメチェンしたら昔のファンは離れていくし(TransvisionVampがイメチェンしたがってたかどうかは知りませんが)。その後もWendyさんは音楽活動を続けていて、ソロアルバムも出しているようです(すみません聴いてません)。

他の曲も流して聴けるいい曲ばかりですよ。でも、それだけじゃ足りないんですよねぇ、きっと。僕みたいに「当時の思い出」があれば楽しく聴けるんですが、そうじゃない人にはどうかわかりません。あ、僕は好きですよ、今でも。

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