01. Spirit Of Radio
02. The Trees
03. Something For Nothing
04. Freewill
05. Xanadu
06. Bastille Day
07. By-Tor And The Snow Dog
08. Anthem
09. Closer To The Heart
10. 2112: Overture
11. Temples Of Syrinx
12. La Villa Strangiato
13. Fly By Night
14. Finding My Way
続きまして、またRushです。このアルバムは1974年のデビューから1980年まで、デビュー当初の割とストレートなハードロック時代(売れてない頃)から最もプログレっぽかった時代を経て、いわゆる「ラッシュらしさ」を確立するまでが収められています。
1曲目は「Spirit Of Radio」。この曲が「ラッシュらしさ」の到達点の一つです。
Rushで一番有名な曲なんじゃないでしょうか。イントロからやたらテクニカルですが、ものすごく聴きやすい。緩急のある構成と広がりのある演奏、本当にカッコいい。
(個人的に、Aメロの中でハイハットがパシッ!パシッ!と入るのが好きです。)
2曲目は「Spirit Of Radio」が収録されたアルバム「Permanent Waves」の前のアルバム「Hemispheres(神々の戦い)」収録の「The Trees」。随分と雰囲気が違います。
この曲をはじめて聴いたとき、声がちょっと…と思いましたよね。首でも絞められてるのかと。でも聴いてると慣れてきます(きっと)。
ちなみに曲順はアルバムの発売順では全然なくバラバラです。例えばセカンドアルバム「Fly by night(夜間飛行)」から「Anthem」と「Fly by night」が収録されていますが8曲目と13曲目と見事に散らばっています。
そういえば、高校時代に地元藤沢の中古レコード屋さんに「Fly by night(夜間飛行)」が飾ってあったのがなぜか記憶に残っています。なんでこんなフクロウの絵をジャケットにしたんだろ、と。
そして最後の曲「Finding My Way」はファーストアルバム「Rush(閃光のラッシュ)」の1曲目で、いわばデビュー曲。
こうやっていろいろな時代の曲がごちゃ混ぜになってても、通しで聴いて全く違和感ないところが凄い。曲調の変遷はあれど、本質的な音楽性が変わらない=一貫しているんでしょうね。
それにしても、なんでRushって日本であんまり人気ないんでしょうか、本当に不思議。あ、僕の「死ぬまでにやりたいこと」の一つが「Rushのライブに行くこと」だったんですが、1984年(僕がRushを知る前年!)に来日公演しただけで、その後一度も日本に来てくれませんでした。海外旅行してでも必ず行くぞ!と思っていたら、2015年にライブ活動の中止を発表、さらに今年1月、ドラムのNeil Peartさんが亡くなってしまいました。もう夢が叶わないのが本当に残念です。
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