01. Repulsion
02. Little Fury Things
03. In A Jar
04. Freak Scene
05. Budge
06. Just Like Heaven
07. The Wagon
08. Thumb
09. Whatever’s Cool With Me
10. Not You Again
11. Out There
12. Start Choppin
13. Get Me
14. Feel The Pain
15. I Don’t Think So
16. Take A Run At The Sun
17. Nothin’s Goin’ On
18. I’m Insane
19. Where’d You Go – J. Mascis & The Fog
大学時代にオルタナティブ・ロック、特にグランジが流行っていました。この辺はそれほど好きなジャンルじゃないですが、とはいえニルヴァーナはすごく新しかったし、盛り上がってましたよね(ブームが終わるのも早かったような)。
そんな中で(個人的に)異彩を放っていたのがこのDinosaur Jr.。一番好きな曲が「The Wagon」です。
このなんともいえない浮遊感がよし。それでいてドラムが強く、聴いてるとドラム叩きたくなりますね。いきなり歌メロが始まるところもカッコいい。
この曲が収録されたアルバム「Green Mind」は1991年発売。Nirvana「Nevermind」と同じ年です。Sonic Youthの「GOO」が前年の1990年。これだけ集まればそりゃブームも起こるわけです。
でも、本来のバンドの音はもっと内向的な雰囲気。例えばこういった曲とか。何やらずっと揺れている声がクセになります。
そんな中で、地味に好きなのがこの「Just Like Heaven」です。
なんか雰囲気がUKロックっぽいというかルースターズ(ROOSTERZ/ニューウェイヴ時代)っぽいというか。雰囲気ありますよね。
あと、これはDinosaur Jr.らしいかと言われればよくわからないんですが、なんだろう、すごくアメリカっぽい雰囲気があっていい曲です。
こうやって聴くと、意外と音の振れ幅が強いのがわかります。でもなんだろう、轟音ギターと話しかけるような歌い方で、結局どの曲も「この人達の音」と思える不思議なバンドです。これがフロントマンのJ・マスシスの色なんでしょうね。
そういえば、2016年8月恵比寿リキッドルームのライブに行きましたが、このレベルのバンドをあの広さで聴けたっていうのはよかったです。まぁ曲からしても、大きな会場で聴く感じじゃないですよね。
自分の好きな曲が本来の音楽性とはズレているんで「お勧めです」とも言いにくいですが、たぶん、アルバムの中でどれか1曲は好きなものがあるんじゃないかと。で、通しで聴いてるうちに、だんだん他の曲も好きになっていくと思います、きっと。
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